CPUとかメモリって何?
パソコンの用語って難しい
パソコンを見たり買ったりする時、よくCPUやメモリの性能についての話が出てくると思います。
ただ、お店でCPUとかの話を聞いても、よくわかりませんよね。
俺自身、メモリの性能が良いほど動きが速いと聞いても、「なんで記憶(メモリ)の性能が良いとパソコン速くなるんだ?」と疑問に思ったことがあります。
ITについて少し勉強したことで意味が分かるようなったので、今回は以下の解説をしたいと思います。
- CPUとは
- メモリとは
- サブメモリとは
- 日常生活でイメージすると
➀CPUとは
家電製品店などでは、この3つの言葉をよく聞くと思います。
CPUとは、コンピュータの頭脳に当たる部分です。
プロセッサとも言われています。
CPUは、主に制御機能と演算機能の2つを持っています。
制御機能は必要な情報を取り出し、それぞれの装置に指示を出す機能です。
演算機能は計算等を行う機能です。
言い換えると、仕事を持ってきて、自分のところでできることは自分で処理し、他の所でしてほしいことは指示を出すところですね。
演算等を行うのはコアと呼ばれる部分になりますが、基本的に1つずつしか処理ができません。
そのため、複数のコアが付いている方が構成のとなります。
今のCPUには複数のコアが使われている、マルチコアプロセッサと呼ばれるものが多く分かれています。
2つのコアだとデュアルコアプロセッサ、4つのコアだとクアッドコアプロセッサと言われています。
ちなみに、iPhone12は6つのコアが使われているそうです。
②メモリとは
メモリはメインメモリ、主記憶装置とも呼ばれます。
CPUの命令によって直接読み書きできるため、高速で使用できます。
当面必要なプログラムやデータを保存する役目を持っています。
容量が大きくなれば、後述のサブメモリを通さずにやり取りできることが増えるため、処理速度が速くなります。
しかし、保存できる容量がサブメモリにくらべて少ないこと、電源を切るとデータが消えてしまうなどの欠点を持っています。
③サブメモリとは
サブメモリとは補助記憶装置とも呼ばれます。
サブメモリの役割は、情報を記憶することです。
メモリと違い、たくさんの情報を保存することができ、パソコンを切っても情報を忘れることがありません。
そのかわり、メモリほど高速に動くことが出来ません。
④日常生活でイメージすると
役割だけ聞いてもイメージしにくいと思いますので、日常生活で例えてみようと思います。
自宅仕事という設定だと、
- CPU→本人と自室(作業部屋)
- メモリ→自宅の書斎(仕事の資料も置かれています)
- サブメモリ→図書館
というイメージです。
仕事が来た場合、簡単なことであれば自室で本人が片づけて終わりになります。
少し複雑なこと、手順がかかること、調べなければならないことは書斎で調べ物をしながら作業をします。
書斎の中身は必要に応じて頻繁に入れ替えされ、場合によっては図書館の資料が置かれていることもあります。
自宅の資料では何ともならない場合、図書館まで調べ物をしに行きます。
当然、遠くに行けば行くほど時間と手間がかかるため、処理が大変になります。
以上が今回のまとめになります。
出来るだけ簡素にできるようにしましたが、どうでしょうか?
もしわからなかったら再度解説しようと思うので、是非とも教えてください。